みなさんこんにちはこんばんは。筒井響子です。
先日6月28日は何の日だったかご存知ですか?
そう!みなさんご存知、『ストロベリームーン』の日です!!!!
(嘘、知ってたように言ったけど実はよく知らなかった)
その日、よくわかんないけど月がすんごく綺麗だったので、唐突に「月の写真を撮ろう!」って思い立っちゃったんです。
↑今回使ったデジカメ(Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII)
今回は、「設定?なにそれ食べれるの?」っていうそこのあなたのために、デジカメを使った月の撮り方をご紹介していきます!
※とは言え、そこそこの設定は必要です。
ただ、設定についていちいち複雑な説明とかはしないので、「とにかくこれをこの数字にせぇ!」って感じで書いてます。
「なんとか値とかISOとかを変えるとどうなるのかはよくわかんないけど、シャッター以外のボタンもなんとなく押せる」って方向けのブログになってます(笑)
ではでは、さっそく撮影した写真を見ていただきましょう!
どうぞ!
どうですか????結構良い感じじゃない!?
ちなみにサムネもこの時撮った月の写真ですよ♪
ちなみにこのデジカメ、35mm換算で200mm相当のズームが可能!(難しいこと言っちゃってごめんなさい…!)
要するに、私の持っているデジタル一眼レフカメラ、CanonEOS60Dのダブルズームレンズキットに付いていた望遠レンズとほぼ同じ画角で遠いところにあるものが撮れる!ということなんです。
Contents
まずは自分のカメラのレンズをチェック
レンズって、広角レンズとか、望遠レンズがありますよね?
難しいかもしれないけど、要するに、
近いものも広い視野で撮れる=広角レンズ
遠いものも近い視野で撮れる=望遠レンズ
なんです。
ということは、遠い所にある月を綺麗に撮るには、近いものを広い視野(遠め)に撮っちゃう広角レンズじゃなく、遠い所にあるものを近くにあるように撮れる『望遠レンズ』で撮る必要があるってことですよね?
では、自分の持っているデジカメがどんなレンズなのか見てみましょう。
本体に書いてない場合もあるので、ネットで調べてみてくださいね♪
チェックすべきは、「◯mm-◯mm」と書いてあるところ。
ちなみに私のデジカメ(Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII)は、24-100mm(光学4.2倍ズーム)。
つまり、広角側は24mm、望遠側は100mmですよ、ということになります。
(「わかんねーよ!」って思った?思ったよね?でもわからなくて大丈夫なのでそのまま読んでってくださいね〜)
でもこれ、書いてある数がそのままではないんです。
センサーがフルサイズであれば計算はいらないんですが、このカメラはフルサイズではないので計算しなくちゃいけません。
計算の仕方はすんごくややこしいので書きませんが、このカメラの場合、200mm望遠になります。
大きい数ほど望遠で、小さい数ほど広角と覚えておきましょう!
ちなみに、月を撮影するのに最適なのは300mmと言われているみたいです。
でも、望遠側が200mm〜あれば撮影することは可能ですよ!
※正直この計算の仕方は本当にめんどくさいです。
カメラのセンサーサイズに応じて計算の仕方も変わるので、そういう説明を読み出すと「写真撮るのやめよ。」ってなっちゃうレベルで面倒臭い(笑)
「写真撮るのやめよ。」ってなっちゃう方はここは気にせず月に向かって限界までズームで近づいてみてください。
私の写真くらいまで近付ければ、設定次第で綺麗に撮れるはずです♪
絶対に三脚を使ってください、絶対にです。
絶対に欠かせないのは三脚です。
大事なことなのでもう一回言います。
You must use SANKYAKU。
なぜかと言うと、遠い所のものを撮影する時は、ほんのちょっとの揺れでも、遠くにあるものがブレてしまうからです。
月なんて超絶遠いところにあるものは、人が揺れと感じない程度の揺れでももれなくブレッブレに撮れますYO!
だからってごっつい三脚が必要かっていうとそんなことありません。
デジカメだから小さめの三脚で十分。
100均にも売ってるので、それで十分です!
もしも三脚がすぐに手に入らなければ、何かカメラを固定できる台とかを使って月にカメラを向けられれば大丈夫です!
工夫して挑戦してみましょう♪(撮影は夜だからお店が閉まっちゃってるかもですしね!)
ちなみに私が使っているのはマンフロットの有名なやつ(Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B カメラ用)です。
2000円ちょっとするけど、これはマジで買ってよかったです。MAJIDE!
小さくてミニバッグの中にもすっぽり入るし、何よりこのボタンを押して角度を自在に変えられるのが最高に使い勝手いいのでおすすめ。
セルフタイマーを使うのです
セルフタイマーって、あれでしょ?「ハイ、チーズ」の時に自分もちゃんと入るための時間差シャッターのアレでしょ?
って思った方。
ブッブー!
それだけじゃないんですよーだ!!!
あ、イラっとしないでください、ごめんなさい。。。
そうです。セルフタイマーが必要なのは、先ほど三脚の説明をした時と同様の理由からです。
いくら三脚を使ってカメラを固定しているとは言え、月ほどの遠いものを撮るには、ほんの少しの振動も手ブレに繋がってしまいます。
有線のシャッターボタンを持っていればそれを使うのも良し、ですが、ほとんどのカメラはセルフタイマー機能が付いていると思います。
セルフタイマー機能を使えば、ボタンをぎゅっと押し込むタイミングでシャッターがきれないので、カメラが振動する心配がありません。
3秒でも5秒でも10秒でもいいので、セルフタイマーをセットしましょう。
モードをマニュアルにする
カメラのモードがオートモードになっている方は、ここでマニュアルモードに変えてください!
それで、もしもマニュアルモードがないデジカメを使っている方……ごめんなさい。もしかすると、ちゃんと撮れないかもしれません。。。
でも、デジカメによっては夜景モードがあったりするので、色々なモードを使って試してみてください!
今回は、マニュアルモードでの設定をご説明していきます!
しのごの言わずにこの設定だ。
早速設定に移っていきましょう。
設定について事細かく説明していくと半端ない時間(と労力w)がかかる上、たぶん「設定?なにそれ食べれるの?」の方もさっぱり頭に入りません。入るはずがありません。
「ぱーどぅん?」ってなること請け合い。
ですので、今回はずばり「しのごの言わずにこの設定にしちゃいなYO!」って感じで推し進めて参りますので、あしからず。
ではいきましょう。
- 露出:0
- F:2.8(カメラによって設定できるF値が違うので、近い数字で!)
- ISO:125
- シャッター速度:1/2000
- ホワイトバランス:オート
おそらくあなたのデジカメのディスプレイで、これらの設定ができるはずです。
面倒臭いかもしれませんが、ひとつひとつこの設定にしていきましょう。
もう何も考えずに、この数字にしていく、それだけです!(笑)
私が撮影した満月の場合、この設定でばっちりでした!
三日月や半月の時は、光の量が違います。
さすがに満月はとっても明るいので、実は撮りやすいかもしれないですね。
もしも「撮ろう」と思った月が満月じゃなかった場合は、上記の設定の太字じゃない部分をいじることで調整しましょう!
そう、『露出』か『シャッター速度』です。
露出は数値を上げて+にしていくことで明るくなります。
シャッター速度は、2000以下に下げていきましょう。シャッタースピードが遅ければ遅いほどたくさんの光を取り込んでいくため明るくなります。
(ちなみに、ISO感度で明るさを調節しないのは、私が個人的にISO低めで撮影して後から編集で明るくするタイプだからです。。。白飛びしてしまった写真を暗くすることはできないけど、暗い写真を明るくするのは簡単なので!)
以上が設定の項目です。
細かく設定するのって面倒臭いし、やり方わかんない!って方も多いかもしれないけど、大丈夫、月は逃げません!
久しぶりにマニュアルを引っ張り出したりネットで調べたりしながら、お酒でも飲みつつ、ちびちび撮影してみてはいかがでしょうか?
あーでもないこーでもない、と設定をいじっていると、だんだんとカメラの設定が上手になったりもしますよ。
デジタル一眼レフカメラでも撮ってみた。
一応、比べてみよう!と思い、私の持っているデジタル一眼レフカメラ、CanonEOS60Dでも撮影してみました。
私の持っているカメラは中級機ですが、フルサイズではなくAPS-Cと言って初級機(EOS kissなど)と同様のセンサーサイズなので、お手持ちのものと比べてみてください。
どうですかこれ!!!!
デジカメとほとんど変わらなくないですか!!!
デジカメ、すごい!
では、細かく違いを見てみましょう。
左がデジカメ、右が一眼レフです。
ズームせずに撮って出しのデータ(上2つ)だとあまり差がないように見えますよね?
どちらも同じくらいの画角で、どちらも綺麗に写ってます。
でも、それぞれをPC上でズームしてみると……
下2つの写真のようになりました。
やっぱり、デジカメの方がぼやっとしてる。。。
これはズバリ、センサーサイズの違い、というところだと思います。
でも、デジカメでこれだけの写真が撮れれば十分ですよね!
インスタに乗せたら、たくさん♡もらえること間違いなしです!!!
デジカメでも月は撮れるよ。
今回はデジカメでも月は撮れたよ!ってことを書いてみました。
使っているデジカメそのもののスペックによっても全く違うと思うので、一概にこう、とは言えませんが、設定次第で撮れる写真の幅は広がりますよ〜
もちろん設定の特性を理解しているに越したことはありませんが、なーんにもわからなくてもとりあえず書いてある通りに設定すればちゃんと撮れるはず!
是非是非チャレンジしてみてください〜♪
【今回使用したカメラ】
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